「家族のことを考えたお墓選び」
こんにちは。メモリアルマネジャーの石原です。
多くのお客様と関わらせていただいている中で、
最近よく耳にするのは「子供に迷惑をかけたくない!」という言葉です。
やはり残されるご家族のことを心配している方が多いように感じます。
お墓を守っていくということは、年間管理費や維持のための経済的負担と
お手入れやメンテナンスなど墓守の手間もかかります。
このような負担や手間をかけないようにお墓のことをどう考えるかが
多くの方の問題になっています。
しかしその問題を考え、せっかく先々を心配しているのに
残されるご家族に迷惑をかけないようにする方法を
間違えてしまっている人が多いように感じます。
以前にもお客様との接客の中でこんな話がありました。
そのお客様は60代後半のご夫婦です。
息子さんは県外に住んでいて、親元に帰って来るかわからないので、
負担をかけないように、自分たち夫婦だけのお墓を考える。ということで、
そのご夫婦は、もちろん息子さんたちも賛成してくれると思い
息子さんに永代供養墓のことを相談したところ、こんなことを言われたそうです。
「お墓を考えてくれるのはありがたいが、両親二人だけのお墓にしたら、
自分たち(息子さん家族)はどこのお墓に眠ればいいのか」と。
ご両親が夫婦だけのお墓にすると、お墓を守っていくという点では
息子さんたちに負担はかからなくなるかもしれないが、
ゆくゆく息子さんご家族も自分たちのお墓を探さなければいけなくなるので、
結局その方が大変になるのでは、という結論になりました。
最終的にご両親と息子さんご家族皆さんで揃って見学し、
代々守っていくことができる「家族墓」に決めました。
万が一、息子さんの代で守っていくことが負担になってしまった時には
エンゼルパークが面倒を見る「アニバーサリーシステム」もあるので、
先々の心配がいらないということで、安心していただきました。
お子さんがいる場合は、今回のお客様のように
ちゃんとお参りできる場所(お墓)をつくってあげることが最良です。
お子さんがいない場合は、永代供養墓を決めておくことで、
親戚縁者にも迷惑をかけずに済みますので、安心です。
いづれにしても、残されるご家族を心配するのであれば、
お墓のことは亡くなってからではなく、元気な時に考えるべきです。
自分の家にとってどのようなお墓づくりをするのが最良なのか
ご家族でよく話し合い、決めることが大切です。
近年、散骨や宇宙葬など様々なご供養の仕方がありますが、
一方でお参りする対象物がないと「どこに手を合わせたら良いかわからない」、
「何もないと寂しい」といった声もお聞きします。
残されたご家族がいつでも逢いに行ける場所をご用意されることが
心配をかけない何よりの方法なのではないでしょうか。
お参りに行きたくなるような素晴らしい環境の墓地選び、
そして想いを形にした素敵なお墓づくりをしてほしいと思います。
エンゼルパークには、いつでもお花に囲まれた心癒される上質な環境があります。
まるで公園のような明るい空間へ、ぜひ一度お越しください。
一軒一軒のお宅により事情も異なります。その状況や考えに合わせ
お墓に関する問題や悩みも私たちアドバイザーが親身にお聞きし、
ていねいにお答えしますので、お気軽にご相談ください。
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